バンクーバーのお花見情報と4月のフェスティバル 

バンクーバーの桜フェスティバルがあるってご存知でした? 今年、2012年は4月5~28日。 街のあちこちで無料や有料のイベントが行なわれてます。

詳しくはこちら Vancouver Cherry Blossom Festival のサイトをご参照下さい。 そして、バンクーバーの桜開花情報、どこで見れるかはこちら、桜マップで。

4月14日にはダウンタウンの美術館で桜アンブレラダンスがあります。 4月15日には有名なバンクーバーマラソン、”バンクーバー・サン・ラン - Vancouver Sun Run が行なわれます。 日本でもランニング、マラソンは人気ですでに参加予約してる方もみえるのでは? この機会に桜フェスティバルもぜひ覗いてみてください。   そしてマラソンで疲れた体をバンクーバー観光局お勧め、他民族国家でもあるカナダらしく、中近東スタイルスパ(ハンマーム) Miraj Hammam Spa でスクラブやスティームバスで癒してみませんか?

それ以外にも自然を大切にするバンクーバーらしく、エコファッションウィーク がバンクーバーのダウンタウンで4月10~12日 で行なわれてます。 自然に優しい素材等で作った服のファッションショーやセミナーが開催。 チケットも$23.75からとお手ごろ料金です。

アメリカの人気番組、トップシェフ Top Chef (シーズン9、テキサス編)の最終戦の会場がバンクーバーとウイスラーだった事から、バンクーバー観光局が会場になったグランビルアイランドのマーケットツアーやレストラン、フェアモントホテルの宿泊等含めたパッケージをプレゼント中。  コンテストはこちらのページをご記入下さい。 Good Luck!

下記は最新バンクーバー紹介ビデオ。 バンクーバー市内と30分以内で行ける近場の紹介です。 バンクーバーの魅力一杯! 是非バンクーバーにお越し下さい!

Posted in カナダ, バンクーバー | Tagged , , | Comments Off on バンクーバーのお花見情報と4月のフェスティバル 

さすがスイス!おもてなしも最高の安心スイスハイキング

スイスと言えば、時計、チョコレートと繊細で質のいい商品で有名。 そして、今回知ったのがスイスの最高のおもてなし (Hospitality ホスピタリティー)。 スイスの美しい山には世界中からハイキングを楽しみに観光客が訪れます。 そんな人達のためにハイキングコースのメインテナンスには力をいれ、快適に楽しめるようスイスの人達は労費を惜しみません。

と、言っても冗談半分な紹介ビデオなんですが。 先週の木曜日、朝8時から夕方5時半まで弊社が登録している旅行業界グループのセミナー&トレードショーに参加してきました。 午後のセミナーでは各ツアー、クルーズ、飛行機会社や観光局の人が交代15分ずつ4部屋に分かれて説明会。 15分立つと別の興味のあるセミナーに参加者は移動していきます。

その中の一つがスイス観光局。 皆が爆笑したビデオです。

こちらは、トレイルを作るビデオ。 スイスの美しい山も見れます。

こちらは、トレイルを作る2人のおじ~ちゃん達の街へくりだしての休暇の様子。 スイスの街で何が出来るかの紹介です。  こちらの方がかなり笑えます。

スイスの人達のユーモアさを知りました。

Posted in トレッキング, ビデオ/写真, ヨーロッパ | Tagged , , , | Comments Off on さすがスイス!おもてなしも最高の安心スイスハイキング

一番お行儀の悪い観光客はアメリカ人

Living Social というオンラインセールクーポン会社とマーケットリサーチ会社 Mandala Research が共同で2012年の2月に、イギリス、アイルランド、アメリカ、カナダ、オーストラリアでオンラインアンケートを取った結果、アメリカ人自身も含め、アメリカ人が一番お行儀の悪い観光客だと選びました。

北米で人気テレビ番組、レースをしながら世界一周するアメージングレースでも自己中心的な態度を見せる人が多いかと思います。 よく、カナダ人が番組のコメントで、” アメリカ人の無知さをを見るのが面白い” とか、 ” どうしてよその国に行っても 英語を話す人はいないか? と聞いて、英語を話す人がいないからその国は嫌いだ! と言えるのだろうか? ” と疑問に思います。 旅先に自分の文化を持っていき、押し付けるタイプが多いようです。 どの国に行ってもマクドナルドで食事をするとか。  アメリカの大学の教授でもカナダの事をまったく知らないとカナダ人の多くはアメリカ人の事を馬鹿にしている所もあります。

私もラスベガスにテニスの試合を見に行った時に、隣に座った人がカナダから来たと言うと、” カナダは今夏でいいわよね~ ” と。 ちなみに3月の頭でした。

もちろん全ての人ではないです。 日本でも地域によって雰囲気が違うように、英語圏もでそれぞれの国の人達は育った文化が身にしみてる人が多いです。 オーストラリア人はアメリカ人に似たような所があります。 思った事を何も考えずに口に出します。 悪気のないさっぱりとしたキツイ一言・・・ ニュージーランドを馬鹿にしている所がアメリカ人のカナダを馬鹿にしている所にも似ています。

多国籍ツアーに参加してこういった参加者の違いも観察すると面白いと思います。

アメリカ人の多くは国内旅行を楽しみます。 パスポートを持ってる人は4カ国以上は旅行をしているそうです。 そして39%の人は泊まったホテルから何かを持ち帰るそうです。

そして、ここが日本と大きな違いのアンケート結果です。 アメリカ人はたったの16日のホリデーで満足。 オーストラリア人は27日間、ホリデーをいっぱい、いっぱい使って楽しみ、アイルランド人は28日、イギリス人は23日、カナダ人は21日間のホリデーを楽しみます。 (カナダの場合は通常2週間が平均的なホリデーで3週間は同じ会社に長く働いた人がもらえる長さです。 )

日本の社会からしたら ”たった16日・・・” 羨ましいばかりですよね。

アメリカ人の人気旅行先はオーストラリアのグレートバリアリーフ、パリのエッフェル塔、そしてエジプトのピラミッドで、国内はディズニーワールド、ラスベガス、そして、グランドキャニオンとの事です。

大勢の人がいるのでこのアンケートだけで物事は図れませんが、アメリカ人自身、自分達の行いが見えてるのは可愛い気もしました。

今度、旅に出たら観察してみてください。

Posted in アメリカ, 思考 | Tagged , | Comments Off on 一番お行儀の悪い観光客はアメリカ人

小さくて旅行にも便利なスピーカー、箱に付けると大きな音に

カナダの女性情報テレビ番組、 シティーラインでこんな便利なスピーカーを紹介してました。 名前は Rock It! 小さくて旅行にも便利。 箱や空洞ぽくなっているような物にくっつけると音が大きくなります。

例えばホテルならテッシュの箱(中身が入っていてもOK)、スキーならゴーグルに、ビーチならクーラーボックス、サッカーボールや台所の電子レンジ等がスピーカーに早代わり! 大きくて空洞になってる方が音がより大きくはっきり聞こえます。

色は2つで黒と白。 コードでつながれた輪の所を箱にくっつけます。

持ち運びの時はこんな感じです実例が下記のビデオで紹介されてます。 1分後くらいから色々な物にくっつけて実例してます。

OrigAudio という会社の商品で彼らのサイトから注文が出来きます。 日本では今の所、これより前に作った下記の折りたたみ式スピーカー ( Fold &Play Recycled Speaker
) がアマゾンで購入できるようです。

カナダでは、Bed Bath & Beyond というお店で購入でき、こちらの方が安くなってます。 旅行中でも音楽の欠かせない方! 必見!

多国籍ツアーに参加して、自分ひとりヘッドセットを使って音楽を聴いてるよりも、食事の時や車の中、皆で輪になるような機会があればこれを利用、友達作りにも役立つ事間違いなし!

Posted in グッズ, 旅の持ち物便利品 | Tagged , , , , | Comments Off on 小さくて旅行にも便利なスピーカー、箱に付けると大きな音に

海外旅行保険の重要性と選び方

西洋のアドベンチャーツアーに参加する場合、海外旅行保険(医療)の加入が義務付けらています。

とても徹底していて、保険に加入されていない場合は、ツアー参加を拒否されます。 ツアー会社によっては保証金額のリクエストもされています。 例えば G Adventures は 最低US$200,000 の医療保険の保証が必要です。 ツアー初日にツアーリーダーが保険証の番号と保険会社の緊急連絡先をもし何かあった時に代わりに連絡できるよう確認します。 保証金額までは聞きませんがもし何かあった時に保証金額が低い場合や保証されている内容が少ない場合はお客様の責任となりますので保証内容は必ず確認するようにしてください。 得にクレジットカードの得点でついている保険は通常保証内容が十分でない場合が多いようです。

保険はまだ起こってない未来での損傷に対して保証(保護)、何かあった時のため安心感のために支払うようなものです。

旅行期間や保証金額により保険料は異なってきますが、例えば、保険代が2万円だったとしても、郊外で事故をしてヘリコプターで最寄の病院に運ばれ、数日治療に入院し、大きな病院に移動、その後ファーストクラスで横になって日本まで帰国して治療を続ける事になってしまったら、何百万、何千万円とかかるかもしれません。

西洋では保険は敏感で特にカナダの人はアメリカに1日行く場合でもアメリカでの医療費がとても高額なので購入される方が多いです。 数日の休暇が一生の借金地獄になるかもしれません。

最近のニュースではメキシコでのギャング事件に巻き込まれたカナダ人観光客の報道が目立ちますし、慣れない土地での食中毒を初めとした病気、気をつけていてもかかってしまい自分ではどうする事も出来ない事が多々あります。 そこで保険があれば我慢をせず病院に行き、少しでも旅行が楽しめます。

また、医療と同じように大切なのが、キャンセル&旅行中断保険です。

カナダの海外医療保険の中には、緊急で帰国して治療を受けなくてはならない場合の交通費の保証は医療保険に含まれますが緊急を要しない病気、怪我で旅行を続けられず帰国される場合は医療保険の保証ではなく、Interruption - 旅行中断保険の保証となります。

健康だからキャンセルはしない!とキャンセル保険は必要ないと言われる方も見えますが、キャンセルの理由は病気だけではありません。 突然雪が降り、旅行1週間前に滑って転んで怪我をして旅行をキャンセルしなければならなくなった方もみえます。 意外と家にいる方が気がゆるみ何があるか分からない場合もあります。 もた、世界一周旅行中に怪我や病気をされる方も多く、長い旅の途中にアフリカ縦断オーバーランドツアーを手配されてみえて数日前に怪我をしてキャンセルしなければならなくなった方や、参加直前にお母様の様態が悪くなりキャンセルされた方も見えます。

出発の日に飛行機の経由地のヨーロッパで吹雪になり参加するはずのモロッコのツアーに間に合わない。 途中で何があってもツアーの催行される国に問題がなければ、予定通りツアーは始まります。  殆どのツアーは出発の30日前から100%キャンセル料がかかり、ツアーの返金はありません。 保険に加入していないと高額な旅行費を失うことになります。

このような、本人、また一緒に旅行される人の怪我や病気、死亡、身内の不幸の他にも保証は一杯あります。 例えば下記のリスク(キャンセル・変更の理由)を保証します。

  • 妊娠 - 6ヶ月先の予約をして、その後妊娠してしまい旅行ができなくなった場合のキャンセル料の保証
  • 政治の情勢とビザ - 予約後出発時に政治が悪化して旅行が出来なくなった場合や、ゆとりを持ってビザの申請をしたにも係わらず何らかの理由でビザの手配が遅れたり、拒否されて旅行が出来なった場合のキャンセル料の保証
  • 仕事 -突然仕事の人事異動で旅行が出来なくなった場合。 正規(フルタイム)で働いていた仕事場で突然首になった場合。 ビジネストリップで、旅先での会合が突然キャンセルになり行く必要がなくなった場合のキャンセル料の保証
  • 遅れ、変更(一番起こりやすい理由) - 悪天候による交通機関の遅れで飛行機に間に合わなかった場合、ゆとりを持って出発したが事故等で交通渋滞や車の故障で飛行機の搭乗に間に合わなかった場合。 メカニカルな理由で飛行機が遅れて乗り継ぎができなくなった場合。 (同じ飛行機会社での遅れは通常航空会社の責任で次の乗り継ぎ手配や宿泊が必要になった場合は宿を手配しますが、違う航空会社は乗り遅れは彼らの責任でないため何もする必要がありません。 決められた最低乗り継ぎ時間以上の乗り継ぎで手配をして乗り遅れた場合は保険が変更代や宿泊代等保証します。 ) これらの理由で、ご自身のご負担でツアーグループを追いかけなくてはならなくなった場合の費用の補償。
  • 盗難 - パスポートの盗難にあい、予定の日にちに帰れなくなった場合の宿泊代や変更、キャンセル料の保証
  • 悪天候等で飛行機が遅れツアーの30%を参加できないため、キャンセルする事にした場合の返金の保証。

以上、一番多い理由をあげてみましたが、保証内容は保健会社によって異なりますので、日本の保健会社にお問合せください。

弊社ではカナダの旅行保険を扱ってますのでカナダ在住 (カナダ人、移民、労働ビザ)でカナダの州の保険に加入されてみえる方のみ海外旅行医療を含めた保険は手配できます。 カナダ在住でない方にはキャンセル・インターラプションのみ手配可能です。 弊社の扱う保険会社のキャンセル保険にはCancel for Any Reason どんな理由でのキャンセルでも保証があるという特権があります。 通常、キャセルの理由は病気・怪我、身内の不幸の理由のみですが、御支払い時、もしくは24時間以内にお申込みされますと、どんな理由でのキャンセルでもツアーの2週間前までのキャンセルはキャンセル料の50%までの保証をしてくれます。

カナダ在住でない方はカナダに訪れる場合はビジターズカナダという海外旅行医療保険の手配が可能です。

ビジターズカナダはアメリカの滞在がカナダの滞在より短ければサイドトリップとして保証できます。 例えば6日の旅行でバンクーバーに5日滞在して、1日シアトルに訪れる、10日の旅行で7日トロントやモントリオール等カナダ東部に滞在してニューヨークに3日滞在した場合はこちらの医療保険でアメリカの部分も保証されます。

保険の購入時期は、医療保険はご出発前までに、キャンセル保険は旅行手配(入金)した時になります。 保健会社によってはツアーや航空券の御支払い後でもキャンセル保険の購入可能な場合がありますが、保証は購入した時からとなります。 つまり、購入してから起こった理由によるキャンセルは保証されますが、保険を購入する前に身内の不幸や怪我、病気が分かっていて保険を購入し、その事を理由にしてキャンセルしても保証はありません。

保険の購入の際気をつけたい事

保証金額と保証内容(どういったケースの保証があるのか)以外に、現地で入院した時など、保険会社に電話をして指定した病院に行けば支払いは保険会社が全てその場で対応してくれるのか、先にご自身が支払って後から保険会社に費用を請求しなければいけないかも重要かと思います。 病院費を立て替えれないほど高額な場合もあります。

海外旅行保険は保険料ではなく保証金額と保証内容で選びましょう!

最後に保険があって良かった例を数件ご案内します。

飛行機械会社の間違いでペルー行きのパスポートの有効期限が足らないからとバンクーバーで搭乗 拒否されたお客様が見えました。 空港から助けを求める電話に、ペルー大使館に6ヶ月のパスポートの有効期限は入国に必要ないと手紙を書いてもらい飛行機 会社に交渉して翌日のフライトを無料で手配してもらいましたが、ツアー1日目の到着日にリマ入りする日程で航空券を手配していたので、お客様ご自身で別に 交通費を負担してグループを追いかける事になりました。 保険に加入されてみえたので領収証を全て取っておいて保険で全て返金されました。 (カナダのお客 様)

アイスランドで火山が噴火した時に、乗っていた飛行機がバンクーバーに引き返してきてしまいました。 空港に到着したお客様から連絡があり、保険に加入されていたので、すぐに別の飛行機会社でルートを代えヨーロッパ経由からアメリカ経由でトルコまで航空券を手配。 2人で$5000程するツアー を無駄にせず参加できました。  また、航空券は元のものより多少高額でしたが保険で保証されました。 (カナダのお客様)

メキシコでツアー前に変な所に行ってしまい襲われ病院で発見されたお客様がみえます。 メキシコの病院の治療が悪く不安に思われているこの方をバンクーバーのスタッフが迎えに行き、日本まで付き添いました。 (日本人のお客様) この方は、延泊もツアー会社(トレックアメリカ)で手配してました。 ホテルにチェックインをしたのに出発日に現 れないのでスタッフがあちこち探し見つけました。 担当のスタッフが不在だったため、代わりに身内の方に連絡を取りましたが緊急連絡先がお申し込み用紙に書かれいなかったので苦労 しました。 お申し込み用紙には必ず緊急連絡先を書くようにしましょう! そして、この方はツアーに入り、また延泊もツアー会社で手配していたお陰で早急の発見と補助が受けられました。 得に治安の安定しない国ではツアー参加は保険と一緒で安心です。

Posted in 海外旅行保険, 豆知識 | Tagged , , , | Comments Off on 海外旅行保険の重要性と選び方

バンクーバー・アウトドア・アドベンチャーショー

3月3・4日とバンクーバーコンベンションセンターでG Adventures 主催のアウトドア・アドベンチャー&トラベルショーが行なわれました。

例年3月に行なわれるこのショーは、アウトドアからサイクリングそして、ゴルフ関係のブースが出展されます。 アウトドア関係は、ブリテッシュコロンビア州がメインでその他アメリカワシントン州、そして今年は多くのアフリカサファリやキリマンジャロ登山関係の施設やホテル、アドベンチャーツアー会社、観光局がブースを出してました。 そして、テントやバックパック、カイヤック等アウトドアを楽しむ道具系、自転車やサイクリングウェアー、ゴルフ場やゴルフリゾート、ゴルフ服やクラブの販売もしてます。 入場料は$12。

グッズ関係は地元系や普段はオンライン販売しているようなお店も多く、掘り出し物を探したい場合には面白いです。 カナダにロングステイ中でどこか週末に近場で出かけたい場合などには情報が得られるイベントです。

G Adventures はもちろん、クムカ、イントレピッド、エクスプローラーもブースを出してました。

コンベンションセンターではほぼ毎週のように、イベントがあります。 スパ関係、ワインフェスティバル、ちょっと変わった品物フェアー ( One of a kind show クリスマス前) 等。 イベントによっては入場料$12(イベントによって料金は異なりますが平均この値段です)払うほどではない事もありますが、スケジュールをチェックする価値はあります。

アウトドアアドベンチャーショーについてはこちら

コンベンションセンターのイベントスケジュール はこちら

会場の中の様子

プールがありカイヤックやパドルボードが試せます。 その他ステージで説明会もあります。

クムカのブース

新しいコンベンションセンターの地下で行なわれます。地下へのエスカレーター

新しいコンベンションセンターの外観

夜になると入り口の一つ、地球儀が映えます

Posted in カナダ, ギャップアドベンチャー, クムカ, バンクーバー | Tagged , | Comments Off on バンクーバー・アウトドア・アドベンチャーショー

月光の中のエベレストベースキャンプ

エベレストベースキャンプへのトレッキングのお勧めルートと日程をご紹介。

エベレストベースキャンプまでのトレイルは普段トレッキングをされている人なら問題のないコースです。  坂が急なのは2箇所程。 ナムチェに入る手前が一番長い坂が続き、その後長いのはナムチェからテングボチェへ上りです。 ただ、それ程長くは続きません。 問題は、キリマンジャロと同じで標高の高さにあります。 標高が高いので、息苦しく感じ、体も思ったように動きません。 でも、それがいいのです。 標高を感じず、早く上りすぎると逆に高山病になり最悪の場合は死にいたります。

登山中、よく聞いたのは、体力に自信のある若い人が早く上りすぎて、高山病で亡くなったり、私が1回目に行った時のように、ルクラ到着の日に通常2日かける所を1日でナムチェまで、ナムチェでも数泊せずに次に進んでしまった人達が翌日起きてこないと思ったら部屋で亡くなっていたという話です。 殆どの人が一人でトレッキングをしてました。

初めて標高の高い山に登る場合は、ツアーに参加か、ガイドかポーターを付ける事をお勧めします。 彼らは早く行き過ぎないよう目を光らせ、また体調の様子を見てますしツアーによっては緊急用に酸素ドーム(筒の中に入って酸素を補給するもの)を持ってます。 ポーターは体調管理まで見てなくても、山に慣れた人が一緒にいれば何かあった時に少しは安心です。  高山病は行ってみないと分かりません。 前回大丈夫でも、今回は体調が悪くなると言う事もあります。

エベレストエリアの1回目の登山は、ゴーキョーレイクに行き、その時高山病で苦しんだので、2回目、2011年の5月は気をつけてゆっくり登りました。

お勧めルートはディングボチェを通るルートです。 ツアー会社によってはぺリシェを通ります。

日程は下記です。

1日目 ルクラ(Lukla) → パクディング (Phakding)
2日目 パクティング → ナムチェ (Namche )
3日目 ナムチェ
4日目 ナムチェ → パングボチェ (Pangboche ) (3930m)
5日目 パングボチェ → ディングボチェ (Deingboche )(4410m)
6日目 ディングボチェ
7日目 ディングボチェ → ロブチェ(Lobuche) (4910m)
8日目 ロブチェ → ゴラパシェ (Gorek Shep)(5140m)
9日目 ゴラパシェ → ベースキャンプ (5364m)

帰りは

ベースキャンプ → テングボチェ (Tengboche )(3860m)
テングボチェ → パクディング
パクディング → ルクラ

前回、テングボチェからルクラまで1日で行けたので、前日に出発した人達を追いかけるつもりで2日で下る予定でしたが、体調の悪い中、ベースキャンプからテングボチェまで無理したのでルクラまでたどり着けませんでした。 ただ、通常は3~4日程かけてルクラに戻ります。  エクスペディションチームの人も3日みます。 下りは多少無理が出来ても、上りは慎重に!

登山の初めの頃

今回は高山病の薬、ダイモックスも服用し、またできるだけ朝7時ごろに出発して次の目的地にはお昼頃につき、休憩後、近くの山に登り高度に慣れるようにしてました。 昼間高い所に行き高度を下げた所で寝るのが高山トレッキングのコツです。 極力寝る場所の標高差は400mで。 そして、時々高度に慣れるために一箇所に数泊します。

ナムチェとディングボチェは中継点でその数泊に使われます。 ナムチェでは近くのクンデ(Kunde 3840m)に休息日に登り、ディングボチェでは到着した日裏山の途中まで、そして次の日は頂上まで登りました。 初めネパールの知り合いの旅行会社の人には ぺリシェ(Pheriche 4240m)に泊まるよう勧められましたが途中、他の人のガイドがディングボチェを勧めてくれました。 ぺリシェは寒く、高山慣れように登るいい山が近くにないが、ディングボチェは温かく、(そのためこの辺りのジャガイモの産地です。) 裏の山にエクササイズに良い山があり、、またここからのアマダブランの眺めが最高だと聞き変更しました。 彼の言うとおりディングボチェにして良かったです。 帰りはぺリシェ経由で降りて様子を見ましたが風が強く絶壁があるだけで登る所はありませんでした。 クリニックがあるらしくエクスペディションチームはぺリシェにするようです。 ただ、エクスペディションチームとベースキャンプまでトレッキングをするツアーに参加した人の多くが高山病に悩まされ到達した人は数人だったとか。 そして、ひどい人はヘリコプターで降りるはめになったそうです。

ディングボチェのある谷を裏山から望む

アマダブラン、ナムチェを越えると見えだす美しい山

ナムチェからパングボチェまで1日掛かってしまい無理しましたが、次の日ディングボチェまで景色を楽しみながらゆっくりトレッキングしてでも3時間くらいで行けて私は無理して良かったと思いました。 多くの人はテングボチェで泊まり、ディングボチェに到着したのは3時以降。 昼前に着いた私はゆっくりディングボチェの美しい山を楽しみ、高度なれ登山にも時間を費やせました。 2回挑戦してるので次の日には頂上まで行けましたし。 頂上まで来る人は少なかったです。 人によって言う事が違うので確かな事は分からないのですが頂上は5000m近いようです。

ナムチェからパングボチェまでは少し距離が長く、また2回目の難関を通らねばなりません。 ナムチェから比較的同じレベルの山沿いを歩き、その後、川に向かい下ってから、テングボチェまで上りが続きます。 テングボチェにはお寺や、近くにエクササイズ出来る高台の山もあり、眺めもいいので通常ツアーはここで宿泊し、次の日にディングボチェに行きます。 そうするとディングボチェの1日目は到着日、そして休息日の2日目に裏の山に登る日程で、途中まででも通常は大丈夫そうです。

ゴラパシェは、ロブチェからごろごろした石が転がった足場の悪い所を通り抜けますが数時間で到着します。 朝10時頃には到着したので 休憩後 エベレストが見える近くの丘、カラパターKala Patter (5550m)に登りました。 普通は皆この日にベースキャンプに行き、翌朝ご来光を見にこの丘に登るので頂上に着いた時は誰もいなく、一人でのんびりしてました。 雲が出て山は見れないですが、日差しが温かく風の少ない所で横になって空を眺めてました。 十分標高の高い所にいても翌日4時くらいに起きて暗いうちに登りだした時、最初気分が悪かったです。 他のグループのガイドが朝早いから空腹で気分が悪いだけだよ、と言ってたように、叙所に収まりました。

雲が切れだすとエベレストが山と山の間に見えました。 ナムチェで1年前チベットのエベレストベースキャンプで知り合ったマレーシア人でオーストラリアに住む70代の男性に偶然再会しました。 この男性もゆっくり、でも確実にカラパターの頂上まで登ってきました。

カラパタから見るエベレスト(真ん中)、ベースキャンプからはエベレストは見えません

初めゴラパシェには2泊して体を慣らす予定でしたが大丈夫そうだったので、ご来光の後、ティーハウスに戻り、朝食後ベースキャンプに向かいました。

ベースキャンプは氷河の上にあり、砂利の下に氷が見えます。 知り合いがエベレストの隣のロツェ ( Lhotse 8414m ) に登っていたお陰で5泊程ベースキャンプ体験をさせてもらえました。 テントの下に砂利をひくのですが叙所にとけてきて、時々テントの張りなおします。 それでも氷の上ですので寒いです。 このために重い寝袋を持って行きました。

ネパールサイドは昼間は太陽が照らし氷が解けたりして危ないので登山家達は深夜に出発します。 得にベースキャンプからすぐに氷河の滝がありその間を登って行きます。 深夜2時くらいにヘッドランプの明かりが遠くの氷河の間から見えます。 丁度、満月になる数日前で月光の中で見るヒマラヤには感動でした。 雪が降った夜もあり、さらに月光が明るくなりました。

月光の中のヒマラヤ

それぞれのエクスペディションチームのキャンプにはプレイヤーズフラッグと祠が作られます

月光の中のエベレストベースキャンプ

深夜2時くらいに出発する登山家達。 まずはお祈りして

昼間もキャンプにいるとなだれの音が聞こえてきます。 正直、いい響きではないです。 どこかで危ない目に会っている人がいないよう無事を願いました。  そして、急がしそうに、救急ヘリコプターが毎日何台か飛び交ってます。 標高の高い所で、スノーブラインド(一時的失明)になり、動けないため凍傷を起こした登山家がタンカーで運ばれていく所を見たり、日本人の登山家が亡くなった話もキャンプ中でうわさになってました。 強い登山家だったらしく、皆驚きの反応をしめしてました。 と、言うのは、亡くなる前に、彼を助けようとしたシェルパを殴り、(標高の高さのため気がおかしくなったようです)そのシェルパはサングラスを亡くし、スノーブラインド状態になったようです。 登山家達は数ヶ月かけて、初めは氷河上りや、梯子渡りのトレーニングをし、後は標高の高いキャンプに登ったり降りたりで標高に慣れていきエベレストの頂上に登ります。 ベースキャンプにいる時は結構暇で、それぞれのエクスペディションチームのテントを廻って社交話で時を過ごすようです。

エベレスト登山をする人達はこういう所を通らなければなりません。

まずは雪の上で、そして1メートルくらい高い所に梯子を置いて練習します

ベースキャンプへ荷物を運ぶポーター達

通常のツアーではベースキャンプに泊る日程はなく、数人宿泊したという人とすれ違ったのでエクスペディションチーム(エベレスト山頂登山等)の登山会社によっては料金は高くなると思いますが手配をしているかと思います。 私も大変貴重な体験ができてよかったと思います。

ロツェから見たエベレスト

登山家達が利用する酸素ボンベ。 一つだけでもかなり重いです。

この酸素ボンベのごみが問題になってます

エベレスト頂上に達成した登山家達が戻ってきました。 シェルパは彼らの荷物も運びます。

シェルパ達の荷物。 かなり重く、持ち上がりませんでした

おさらいですが、エベレストベースキャンプツアーを選ぶ時はディングボチェを廻るルートで時間をかけて登るツアーを選んでください。 ご自身でガイドを雇い日程を決める場合もナムチェとディングボチェで必ず2泊はし、1日のトレッキング時間も5~7時間くらいにして遅くても2時か3時くらいには次の場所に着くような日程にし、高度に慣れるエクササイズハイキングが近くの山でできるようにしてください。

景色は最高なので、ゆっくり味わいましょう!


Posted in アジア, トレッキング | Tagged , , , , , | Comments Off on 月光の中のエベレストベースキャンプ