Living Social というオンラインセールクーポン会社とマーケットリサーチ会社 Mandala Research が共同で2012年の2月に、イギリス、アイルランド、アメリカ、カナダ、オーストラリアでオンラインアンケートを取った結果、アメリカ人自身も含め、アメリカ人が一番お行儀の悪い観光客だと選びました。
北米で人気テレビ番組、レースをしながら世界一周するアメージングレースでも自己中心的な態度を見せる人が多いかと思います。 よく、カナダ人が番組のコメントで、” アメリカ人の無知さをを見るのが面白い” とか、 ” どうしてよその国に行っても 英語を話す人はいないか? と聞いて、英語を話す人がいないからその国は嫌いだ! と言えるのだろうか? ” と疑問に思います。 旅先に自分の文化を持っていき、押し付けるタイプが多いようです。 どの国に行ってもマクドナルドで食事をするとか。 アメリカの大学の教授でもカナダの事をまったく知らないとカナダ人の多くはアメリカ人の事を馬鹿にしている所もあります。
私もラスベガスにテニスの試合を見に行った時に、隣に座った人がカナダから来たと言うと、” カナダは今夏でいいわよね~ ” と。 ちなみに3月の頭でした。
もちろん全ての人ではないです。 日本でも地域によって雰囲気が違うように、英語圏もでそれぞれの国の人達は育った文化が身にしみてる人が多いです。 オーストラリア人はアメリカ人に似たような所があります。 思った事を何も考えずに口に出します。 悪気のないさっぱりとしたキツイ一言・・・ ニュージーランドを馬鹿にしている所がアメリカ人のカナダを馬鹿にしている所にも似ています。
多国籍ツアーに参加してこういった参加者の違いも観察すると面白いと思います。
アメリカ人の多くは国内旅行を楽しみます。 パスポートを持ってる人は4カ国以上は旅行をしているそうです。 そして39%の人は泊まったホテルから何かを持ち帰るそうです。
そして、ここが日本と大きな違いのアンケート結果です。 アメリカ人はたったの16日のホリデーで満足。 オーストラリア人は27日間、ホリデーをいっぱい、いっぱい使って楽しみ、アイルランド人は28日、イギリス人は23日、カナダ人は21日間のホリデーを楽しみます。 (カナダの場合は通常2週間が平均的なホリデーで3週間は同じ会社に長く働いた人がもらえる長さです。 )
日本の社会からしたら ”たった16日・・・” 羨ましいばかりですよね。
アメリカ人の人気旅行先はオーストラリアのグレートバリアリーフ、パリのエッフェル塔、そしてエジプトのピラミッドで、国内はディズニーワールド、ラスベガス、そして、グランドキャニオンとの事です。
大勢の人がいるのでこのアンケートだけで物事は図れませんが、アメリカ人自身、自分達の行いが見えてるのは可愛い気もしました。
今度、旅に出たら観察してみてください。