今週はカンタス/オーストラリアとルフトハンザのお勉強会に行ってきました。
最近は殆どの会社がオンラインでセミナーをするのですが、めずらしく会社に訪問して、ランチやスナック付きのセミナー。 昔はホテルで3コースディナーセミナーなんてのもあったのですが、特にここ10年で業界の大きな変動を感じます。
ルフトハンザはルフトハンザグループを7月から始めると言う事で今までのジョイントベンチャー(エアーカナダとユナイテッド)に加え、オーストリアエアーライン、BMI、ブリュッセルエアーライン、スイスエアーが参加、ルートに幅が増えます。 オーストリアエアーラインにより、東ヨーロッパ、ブリュッセルエアーラインにより、ウエストアフリカも強くなるよう。 色々な航空会社をミックス出きるのでルート作りからいい料金を出すのも面白くなりそうです。
ルフトハンザグループのどの航空会社もファーストクラスや、ファーストクラスサービスを受けられるビジネスクラスでは機内食は一流シェフによって準備されるらしく、またスイスエアーでは列車の駅でもチェックイン、荷物の預けができ大きな荷物を持ってうろうろする必要がなくなります。
ヨーロッパも席の幅が狭く、また、預け荷物や、食事等、追加サービスには別料金がかかる安い航空会社が勢力を出していて、そんな、料金思考の強い航空会社に従来の航空会社はサービスやレッグルームの広さ等で競争、またビジネス、ファーストクラスに力を入れているよう。
その力の入れようの一つで、ルフトハンザは、、ファーストクラス専用のターミナルまでフランクフルトに作りました。 そして、ファーストクラスでは、家から空港や、空港からホテルや会議会場までリムジン送迎のサービス、長いフライトでは心地よく寝れるようパジャマ支給で席を平らにした上にマットレスをひいたベッドで寝れるサービスを受けられえます。 お手洗いもかなり広くホテルのバスルームくらいあり、隅々に心地よさを取り入れてます。
機内以外でもスケジュール、時間への贅沢としてプライベートジェットも導入。 4-6人くらいの少人数のビジネス旅行等で、国際線、ファーストクラスを利用して、ヨーロッパ内を何箇所か飛び回る場合、プライベートジェットは自由が利き、待ち時間もなく、スケジュール線のファーストクラスを利用するよりお値打ちになる場合もあり、そんなファーストクラスのお客様に人気とか。 一度利用すると、その便利さに魅了され、常に利用するようになるそうです。
また、どのクラスでもルフトハンザで旅行すれば、フランクフルトとミュンヘンで75ユーロの料金はかかりますが、日本語 (他の言語もあり、英語は50ユーロ)の空港乗り換えガイドが付けられます。 空港が広く、飛行機の出入りが多いので旅なれてない方には嬉しいサービスかと思います。
そして今回の説明会の目玉の一つ、超ジャンボ飛行機、エアーバス、A380。 ルフトハンザもカンタスもこのA380購入、自慢の飛行機です。
ルフトハンザのA380機内の様子 の写真やビデオを見ていると利用したくなります。
カンタスはロサンゼルス-シドニー間はA380を利用で、機内にお客様が自由にスナックや飲み物が取れるキオスクを設置で人気とか。
カナダからカンタスは飛んでいないので、アメリカの都市、バンクーバーならサンフランシスコかロサンゼルスに別の契約のある航空会社で飛びます。 今は北米線は荷物は有料ですが、契約のある航空会社で通し料金での航空券であれば大抵の場合は荷物は国際線の規定で預けられます。 同じように、オーストラリア国内も荷物が2つ預けられます。 この点も格安航空会社を利用するよりも有利な点です。 1週間程の短い旅行で荷物が少なければあまり気にならないかもしれませんが、お買い物好きや荷物の多い人には荷物代か逆に高くついて、合計的にみたらあまり変わらなくなるかもしれません。
オーストラリア国内は昔はブーメランパスがありましたが今はカンタスで国際線を飛んだ場合のみ、ウォークアバウトパスと言う割引航空券が手配できます。 ブーメランパスのように同じ場所にもどれず、サークルするように飛ぶ必要はなく、シドニーに入って、シドニー発着でケアンズ往復を手配できます。 ワーホリや学生で長期滞在の場合でも付け足す事は可能。 日にちの変更料がかかりますが、変更も可能も可能なので、すでにケアンズと、エアーズロックは必ず行くと決めていたら予め航空券を付け足しておいてもいいかも知れません。 このパスもセールがあったりして片道$50くらいで付けられたりする時もあります。 ただ、オーストラリアも格安航空会社があるので、長期滞在で日にちが決まってなく荷物が少ない場合は現地で購入してもいいかも知れません。 購入の時にスペシャル料金があるかどうかで決めてみてはどうでしょう。 こちら多分同じかと思いますが、このルールはカナダで聞いてますので、日本のカンタスオフィスで念のため購入時には確認してください。
それにしてもルートマップを見ているとイメージが沸いて旅をしたくなります。 飛行機に乗って機内マガジンの地図を見て次の旅行先考えてしまいませんか?
初めオーストラリアに行った時は料金を取ってユナイテッド利用、 2回目はエアーニュージーランドを利用しました。 カンタスやルフトハンザとサービスの良さを競うエアーニュージーランドは快適でした。 何箇所か飛ぶ場合は従来の航空会社、また、ルフトハンザやカンタスのように他の航空会社と協力して運営している航空会社の方が便利でお値打ちになる場合も多いかと思います。