日系人の歴史も深いバンクーバー近郊のスティーブストンの見所とお魚料理

バンクーバーの空港があるリッチモンド市の端にある、昔から漁村で有名なスティーブストン (Steveston) に久しぶりに今週末行ってきました。

仕事場の人が近くに住むので彼女に家にはよく行っていたのですが、村の中心は10年ぶりくらい。 ずいぶん発達して、カフェも増え、海辺を見渡すようにベランダの広い綺麗なコンドミニアムや家が立ち並んでました。 住宅街も海辺の歩道も、のんびりとした雰囲気で週末の夕方を過ごすには抜群です。 日曜日の昼間はマーケットもあり夏は活気づくそうです。 冬は多くのレストランやお店は閉まるので、観光に行くなら夏がお勧め。

スティーブストンの見所は、夏はこの週末マーケット(隔週なのでスティーブストンの催し物カレンダー を行く前に確認する事お勧めします)やイベント。 そして、日系人の移民が始めに多くに住み着いた場所で今ではその当時の家や村の雰囲気を再建して博物館になってます。

村の中地のレストランやお店がある波止場に向かい左手に歩道を進むとこのレプリカの家々が立ち並びます。

上の写真は缶詰工場の跡の建物でその裏側に毎年、この辺りに白鳥が巣を作るそうです。 昨年かは潮が満ちて卵ごと巣が流されてしまったそう。 メスの白鳥が卵を温め、オスが長い首を伸ばして廻りの葦の切れ端を寄せ集め、巣の上に積み上げていきます。 地元の人が毎日見守ってます。 以前は4羽孵ったそうです。

そして、昔から多くの人がスティーブストンに行く目的の一つはフィッシュ&チップ。 イギリス名物ですが、ここの名物でもあります。 多くの観光客やダウンタウン等、別の街から来る人達は波止場中心のお洒落なレストランに行きます。 私も以前来た時は友達とこちらのレストランに行きました。 大勢で頼んだので、アフタヌーンティーのような3段の器に盛られてきたのを覚えてます。

地元に住む仕事場の人は、ここを通り抜け、波止場の一番端にある下記、Pajo’s を紹介してくれました。 ”地元の人の人気はここ!ここが一番美味しい!と薦めてくれました。

テーブルの穴には逆円すいの紙の入れ物を入れるようになっています。

こんな感じ

ハリバット (Halibut)のラージで、お魚2.5とフレンチフライの盛り合わせで$16.49を2人で分けて食べました。 どちらもカラッと揚がってて、ポテトは得に揚げ物としては軽い感じです。 フィッシュ&チップにしては軽めで上手に揚がっていると思います。 でも、揚げ物が苦手な私には少し油っぽすぎ。 一口衣と合わせて外のパリパリとした歯ざわりと中のしっとりした白身魚を同時に味わった後は中のお魚だけ食べてました。 揚げ物が好きな方には美味しいかと思います。

行き方はダウンタウンからリッチモンド行きのスカイトレイン(カナダライン)に乗り、(空港行きと間違えないように)終点のリッチモンド・ブリッジハウス(Richmond – Brighouse)  で401,402,407,410 のバスに乗り換えます。 約1時間くらいです。 スカイトレインには自転車を乗せれる場所があり、ブリッジハウスまで行き、そこから自転車で行ってみました。 いつもは車で果てしなく続く道を見ていたのでどれくらい掛かるのだろう? と思ったのですが、平らで、信号も少なく快適に飛ばして15~20分くらいでした。 ロードバイクなのでマウンテンバイクのような自転車より早く走れるかと思いますが、のんびり走ったとしても30~40分くらいで行けると思います。 砂利道でも大丈夫なタイヤの自転車なら海岸線沿に沿っても走れます。

カフェでのんびり、コーヒーを飲んで、また、有名なアイスクリームとフィッシュ&チップを食べた後はサイクリングや遊歩道のお散歩をして、のんびりした漁村と海の景色を楽しんでみてください。

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