ミャンマー・一見の価値ありピンダヤ洞窟寺院

自然に出来た鍾乳洞の中に8000体以上もの仏様がおさめられているピンダヤ洞窟寺院のある ”Pindaya/ピンダヤ”、と言う村の名前は” Pinguya/ピングヤ”、と言う言葉からきたもの。ミャンマー語で ”スパイダー、クモを取り押さえた-taken the spider”という意味。そんな伝説のある他とは異なる寺院は一見の価値があります。

伝説は、この洞窟に住んでいた大きなクモが村のお姫様をこの洞窟に閉じ込め、それを王子様が弓でこのクモを退治してお姫様を助けたというお話。 クモが死んだ時、王子様が ”クモを退治した! I had taken the spider!”と村に叫んだと言われます。その叫びがこの村の名前になったという事です。その伝説がピンダヤ洞窟寺院の入り口に銅像としておかれてます。少しアミューズメントパーク的な置物で、知らないと笑ってしまうかもしれませんが、実は意味があるようです。

駐車場からのエレベーター乗り場への入り口。

お寺までは村の麓から屋根が付いた階段を洞窟まで登る(左)か、車で駐車場まで行き、駐車場からエレベーターを利用(右)する事も可能です。どちらも階段が始まる所で裸足になる必要があります。

得にこの辺りの地元の人は外国人を見た事がなく、得に白人で金髪の人は珍しいようです。マンダレーでも参加者の人達と写真を撮りたがる地元の人達が多かったです。この人は突然彼女の顔を触って、頬を延ばしたり、鼻をつまんだりしてました。彼女は何事?と思いながらも笑顔で対応してましたが、鼻が高いのが不思議なのでしょうが、少し失礼なような。

洞窟の入り口辺りにある仏像やストゥーパ。ツアーリーダーが1時間程自由時間をくれ、各自散策。最初はこの入った所だけかと思ったので1時間なんて多すぎると思いましたが、奥が深い!最初の所で時間をかけてじっくり仏像を見ていたら1時間では足らなくなってしまいました。

(左)金箔をストゥーパに貼る参拝者。(右)洞窟最初のホールの奥。この辺りはドライです。仏像は寄付。最初のホールは金の仏像ですが、奥に行くとヒスイや金以外の様々な素材で作られ、形も様々な仏像があります。

(左)階段で下って奥に行けば行くほど、湿度が上がります。最初のホールよりスペースを空けて仏像が置かれてます。鍾乳洞も黒くなく、白くて、まだまだ、鍾乳石が作られているようです。(右)一番奥の瞑想室。戸を閉めてプライベートに瞑想、お参りができるかもしれませんが、窒息しそう・・・得にこの奥の辺りはかなり湿気があり蒸し暑いです。

それぞれの仏像の顔や手の位置が違い、じっくり見ていると時間がかかります。ミャンマーにはお寺が多く、似たような形で飽きる所もありますが、寄付の仏像で新しいとは言え、ここは雰囲気を変えて面白かったです。鍾乳洞も好きで天井の高い鍾乳洞を見るのも興味深かったです。インレー湖からの日帰りツアーでも、菩提樹に圧倒される素朴な村と合わせて訪れる事おすすめします。

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