エルサレムの ❝ 嘆きの壁 (Western Wall) ❞ は岩のドーム(Dome of the Rock)のある 神殿の丘 (Temple Mount)にあります。嘆きの壁の辺りが、第2神殿時代( the Second Temple)にユダヤ人がエルサレムに戻り建てた神殿の一部でそこから、ユダヤ教にとっても重要な聖なる岩 (Foundation Stone)、神をお祈りしているそう。
Gアドベンチャーズのイスラエルツアーのエルサレム半日ツアーも嘆きの壁から始まり終了。エルサレム旧市街の中心、ハイライトの現在の嘆きの壁は一部のみ見えていて、神殿の丘、岩のドームのある敷地だけの長さと地下にも及ぶ高さだったらしいです。その様子は嘆きの壁トンネル (Western Wall Tunnel )ツアーで見る事ができます。
嘆きの壁、お祈りの注意事項
嘆きの壁辺りに入るにはセキュリティーチェックがありますが誰でも入れます。ユダヤ教徒以外の人も入りお祈りしたり、壁の石の間に願い事を書いた紙を入れる事も可能です。ただ、壁でのお祈りは男女分かれてますので、違う性別の所には行かないように。また、壁の近くでは壁に背を向けないように。お祈りエリアの半分くらいまで後退りしてから出口の方に向き変えましょう。男性はキッパの着用が必要。観光客は帽子やスカーフで頭を覆っている人を見かけたのでそれでも良いかも。(男性の方には近寄ってないのでどれだけ厳しいかは分かりません。)
安息日(シャバット/Shabbat)の注意事項
金曜の日の入りから土曜日の日の入りまで安息日(シャバット/Shabbat)中も訪れる事はできますが、写真を撮る事はできません。安息日以外の時に写真を撮り、安息日には雰囲気を味わってみましょう。
エルサレム・嘆きの壁ですべき事(ハイライト)
- 嘆きの壁でお祈りと願い事を書いた紙を収める。
- 安息日のお祈りの様子を見に行く。
- 嘆きの壁トンネルツアーに参加する(Western Wall Tunnels Tour )
嘆きの壁への行き方
一番簡単なのは糞門(Dung Gate)から入るとすぐ目の前にセキュリティーチェックがあり入れます。糞門はバス停やタクシー乗り場があります。それ以外は迷路のようなエルサレムの旧市街を抜けて、イスラム教徒地区(Muslim Quarter)やユダヤ人地区(Jewish Quarter)から入れます。上の写真はユダヤ人地区から抜けて糞門と同じセキュリティーチェックに向かう所です。大きくて立派、またホテルの多い地域から利用する事になりそうなのはダマスカス門(Damascus Gate)やヤッフォ門 (Jaffa Gate)。ダマスカス門からの方がヤッフォ門より簡単です。主要の通りを真っすぐ行くと嘆きの壁のセキュリティーに出ます。通りもヤッフォ門からより少し広めで食べ物やレストラン関係のお店が多いです。ヤッフォ門からですと狭いお土産屋の通りや教会を抜け真っすぐではないです。所々にサインが出ています。Western Wall のサイン方面に行きましょう。
ダマスカス門からは1本、そして坂を下ると分かれ道があります。左の Al Wad Street に向いましょう。左の写真は分岐点
左の広い方が男性用。右側は女性用。嘆きの壁辺りにトイレや水飲み場があります。水筒に水を足す事ができます。
(左)男性エリア(右)女性エリア
(左)嘆きの壁の石と石の間に願い事を書いた紙を挟みます。(右)お祈りエリアにはイスと教本が置かれてます。もちろん、ヘブライ語で分かりませんでした・・・
信者が多い時は気が引けたので、エルサレムの旧市街、現在のモダンな中心地、オリーブの山を何度も往復してその度に嘆きの壁を通り空いている時間を狙って行ってみました。壁に願い事を入れ、お祈りした後、リラックして気分を味わいイスに座って信者達の様子を見てました。
(左)安息日の日、あちこちに注意事項の看板が出ています。安息日、重要な日ですので尊重し、電話、タバコ、写真撮影は止めましょう。カメラの隣のイラストの意味はよく分かりませんが、メモを取るのは止めるようにと言う意味でしょうか?(右)通りを歩く超正統派 (Haredi Judaism / ultra-Orthodox)ユダヤ教徒の人達。すごいスピードで歩いてました。写真がボケル・・・
ユダヤ教徒の女性(グレーの服)も早歩き。スカーフをかぶったイスラム教徒の女性の後ろは超正統派の男性の後ろ姿。(イスラム教徒地区)
嘆きの壁トンネルツアー(Western Wall Tunnels)の料金表。人気があるので早めに手配しましょう。サイトでツアー会社を通すと高いですが、入り口で購入するとお値打ち。ただ、売り切れている場合があるので予めサイトで購入した方が安心。もし売り切れで諦めれるのなら、エルサレムに数日滞在して、到着して直ぐに買いに行ってみましょう。