アマルフィー海岸の楽しみ方として、美しい海岸ドライブ、可愛らしい町の観光、ショッピング、カフェやレストランでのカプチーノや食事を楽しむ事、ビーチでのんびり、そして、そんな美しい海岸線沿いの眺めをゆっくり楽しむハイキングはお勧めです!
G アドベンチャーでイタリア生活気分のアマルフィー海岸満喫ツアーの感想 第3段は、ハイキングの様子をご紹介。 アマルフィー海岸のアグリツーリズモに泊ってその周辺をハイキングするツアーは多く、拠点にする所が違う事から若干コースが違いますが、G アドベンチャーのこのツアーが一番バランスが取れているように思います。
アマルフィーの町を通り抜け自然の中をハイキングして滝を見に行くコース。 アマルフィーからラヴェッロの町から町への坂を登りますが短めのコース。 そして、山を登り(木が生茂る山ではないです)1121メートルの高さからソレント半島の眺めを楽しむコース。 そして有名な海岸線沿いの神の道のコース。 眺めや難易度も様々で、また、宿泊地の場所や質も良いです。 廻りに何もないので買い物を楽しむ人には向いてないかもしれませんが、バス路線の近くでアマルフィーに出ようと思えば出やすく便利。 朝食と夕食は込みで、それ以外の時に飲み物やスナックのオーダーはできます。 そして、なによりも、観光客の騒々しさから離れのんびりするには良い場所です。
まず、ハイキングの1日目。 アマルフィー観光とその奥の滝を見に行く日に、ツアーリーダーは簡単なハイキングなので、ハイキングシューズは必要ないと本人も町で履くような靴(皮靴ではないですが、運動するような靴でもないです。 )に肩がけの鞄と軽装。 メンバーにはビーチサンダルを履いてくる子もいましたが、自然の中のどんなに簡単なハイキングでも私なら、ハイキングシューズ、もしくは靴底のグリップがしっかりしている靴をお薦めます。 滑って怪我するかもしれないですし、サンダルなんて、足を小枝や根、何に足をひっかけるか分かりません。 また、足をしっかりサポートする靴は疲れにくいです。 重い本格的なハイキングシューズまでは必要ないですが、メッシュや布製のサマーハイキングシューズのような軽めで、足首まであるような靴がベストかと思いますが、とにかく靴底が重要。
どのコースも普段ハイキングや運動を楽しむ人なら、Easy コースのように思います。 ただ、参加者の半分は普段ハイキングをしておらず、また、運動不足の人もいて、この初日のハイキングでゼイゼイしてました。
アマルフィーの町を少し抜けるとレモン畑にでます。
ハイキング2日目はアマルフィーからラヴェッロ。 階段やレモン畑を抜けて坂を登っていきました。
この2日のハイキングで、あまり、坂道の多いハイキングは無理、ハイライトの神の道ハイキングに備え、ハイキング3日目の Tre Cavalli ( テレカバリ山) へのハイキングに参加せず、7名は送迎代を払い、ソレントに遊びに行きました。 1人はバスに乗ってアマルフィーのビーチに。 そして残り7名+ツアーリダーはハイキングに。
泊っているアグリツーリズモ、セイント・アルフォンソから歩き出します。 初めは草を掻き分けての急な登り坂で、丘の上にある町、ボメラーノまで。 ここまでは、神の道トレイルと同じです。
神の道はブメラーノ ( Bomerano ) から始まります。 そして、大きな白い岩肌の下に見える小さい岩肌の麓辺りを抜けて、この山の向こう側に向かいます。 白い線がトレイル。
ボメラーノでサンドイッチ等ランチを購入。 ボメラーノ小さな町中、そして段々畑を抜けてひたすら登り続けます。
急な坂道。 木がある所は少なくあっても低いです。 暑くなる恐れがあるので、帽子や日焼け止めは忘れずに。 数週間前にツアーリーダーが別のグループをつれてきた時は霧がひどく、前の人も見えないくらいで、中止になったとか。 夏は天候が落ち着くかもしれませんが暑くなるでしょう。
ボメラーノを見下ろして
そして頂上へ。 ここからの眺めは絶景!
参加に興味のある人で、感動は残しておきたい方は見ないでください。 ハイキングはしないだろうから、絶景を見たい! という方は右をクリックしてください。 Tre Cavalli からの絶景
この砂利道の砂利は小さく灰や石灰で軽いです。
下りは登ってきた方と逆から降りました。 大きな石が転がるような砂利道の急な坂道で膝に来ます。
ハイライトの神の道トレイル ( Walk of the Gods )
G アドベンチャーのツアーはアグリツーリズモから歩けるので、最初の30分程は急な登り坂がありますが、ツアーによってはボメラーノや別の所にとまりボメラーノまで車で行くので、最初の急な坂はないです。 ボメラーノからは下りです。 時折少し登ったり下ったりの坂はありますが、殆どは平らめです。 チンクエ・テッレの道幅はかなり狭く、すれ違いが大変な場所が多々ありますが、アマルフィーのこのトレイルそれ程狭くないです。 高所恐怖症でも大丈夫かと思います。 雲の中や雲の上を歩いているような時もあります。
トレイル沿いの眺めのいい所、所々にピクニックテーブルがあります
ポジターノが見えてきます。
ポジターノに到着後は自由行動。 その後3時半頃ボートに乗ってアマルフィーまで行き、アマルフィー到着後はミニバンでアグリツーリズモまで戻ります。
私は船酔いするのと、物足りなかったので、帰りも歩いてアグリツーリズモまで戻りました。 自己責任であれば別行動も問題なくできるのが、西洋のアドベンチャーツアーのいい所。
ハイキングで疲れた後は、アグリツーリズモのハンモックでのんびり。
次回は自由日の過ごし方。 カプリをご紹介